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バス旅のススメ

一緒に一度は行きたい善光寺参り、リーズナブルに行くならバス旅がおすすめ!

2019-10-12

昔から「遠くとも一度は参れ善光寺」と言われるほど、信州の名所であるのが善光寺です。本堂が国宝に指定されており、周辺には名所や魅力ある店舗が数多く立ち並びます。交通手段としては長野新幹線を利用するのが一般的ですが、費用面でそれなりにかかってしまうのが実情です。

そこでおすすめなのが、バスで善光寺を訪れる方法です。バスであればリーズナブルに効率よく善光寺に行くことができます。もちろん日帰りも可能です。

バスで善光寺に行ってご利益を得よう!

お参りをすれば、極楽往生が叶うと昔の人々が信じてきたように、現在でもご利益があると信じられており、多くの人が全国から訪れるのが善光寺です。善光寺は無宗派のお寺であることも多くの人が訪れる理由です。善光寺は仏教の様々な宗派ができる前に開山されており、なんと1400年もの昔に創建されたと言われています。

そんな歴史ある善光寺だからこそ、わざわざ遠くから通う価値があると言えるでしょう。新幹線で行かなければいけないし、遠いからなかなか難しい…と諦める必要はなく、都内からバス旅であれば、日帰りでも行けるので、ぜひ気になっている方はバスを利用して行くことをおすすめします。

善光寺は信州の山々に囲まれており、自然のエネルギーに満ちあふれています。パワースポットとして若い人にも人気のスポットです。また昨今の御朱印ブームもあって、さらに訪れる人が増えています。善光寺は御本尊はもちろん、「戒壇巡り」と呼ばれる暗い戒壇を巡り歩くものや、経のご利益を得ることができる「経蔵」と呼ばれるもの、7年に一度の「御開帳」など、ご利益にまつわるポイントが数多くあります。

事前に少し知識を身につけてお参りすると、さらに善光寺参りが有意義なものになるでしょう。

お気軽バス旅のススメ!(岐阜・鳥取編)

善光寺に行ったら何を見ればよい?

バス旅の場合は滞在時間が限られます。従って効率よく善光寺を見てまわりましょう。善光寺でチェックしておきたい箇所はたくさんあります。まずは、入口にある「仁王門」です。左にあるのが阿形(あぎょう)、右にあるのが吽形(うんぎょう)です。

こちらを、キッとにらんでいるような表情は貫禄があります。そして、重要文化財にも指定されている山門はじっくりと見ましょう。山門は有料になりますが、中に入ることもできます。こちらの山門は建設当時に近いものが再現されています。

次に最も大切なお参りをします。せっかく遠くから来るので、できれば有料になりますが、御本尊のある「本堂内陣」でお参りをすることをおすすめします。そして善光寺参りに行った際、ぜひ体験していただきたいのが、「お戒壇巡り」です。

戒壇巡りは全国にできる場所がありますが、善光寺のお戒壇周りは特に有名です。死の疑似体験と言われる体験だけに、なかなか経験できな貴重な体験ができます。せまい暗闇を歩くことになるので、怖くてどうしても無理という方もいるかもしれませんが、「極楽の錠前」に触れることができれば極楽往生が叶うと言われています。

ぜひチャレンジしてみましょう。また、「経蔵」もぜひ訪れるべき場所です。真ん中に八角の形の輪蔵(りんぞう)という回転式輪蔵があって、一回転させると、経典を読んだことと同様の功徳を得ることができると言われています。

善光寺の周辺でおすすめのスポット

善光寺参りが終わったらぜひ、訪れたいのが門前にあるお店です。善光寺の門前には、善光寺参りにちなんだものや、信州の名産などを売っているお店がたくさんあります。また、長野の名産を使った美味しいグルメを味わうことができるお店や、長野のバス旅のお土産を買うのによいお店もあります。

バス旅の限られた時間でお店を効率よく周るためにも事前に行きたいお店をチェックしておくとよいでしょう。おすすめのお店をご紹介します。やはり信州といえば「おやき」です。善光寺の門前の仲見世通りでもそのおやきを食べることができるお店がたくさんあります。

数あるおやきのお店の中でも特に人気があるのが、「おやき村長野分村大門店(小川の庄大門店)」です。こちらでは「縄文おやき」と呼ばれるおやきがいただけます。店内の囲炉裏で焼かれた出来立ての熱々のおやきは、かりかりの皮とたっぷりと入った具が特徴です。

また、善光寺の名物と言えば、七味唐辛子です。その名店が「根元八幡屋磯五郎」です。様々なタイプの七味唐辛子が置いてあり、お土産にもピッタリです。定番の七味唐辛子の他、香りのよいゆずの入ったゆず七味や、激辛の現代版の七味なども販売されています。

七味唐辛子のお土産はそこまで重くもないのでバス旅のお土産に最適です。

バスツアーに参加すれば善光寺以外にも行くことができる!

バスで善光寺に行くメリットはリーズナブルに効率よくまわれる以外にも、善光寺以外の観光スポットにもバスで立ち寄ってくれるという点があります。

日帰りのバス旅であっても、善光寺以外に1~2つは有名なスポットに立ち寄ってくれるツアーが多いです。例えば、別所温泉に立ち寄るツアーでは、善光寺参りと深い関係がある「北向観音」に行くことができます。

善光寺が南向きにあるのに対し、北向観音が北を向いているので、片方だけ参ることを「片詣り」と呼び、両方参詣することが必要と言われてもいます。こういったバスツアーに参加すれば、両方お詣りすることが叶うのです。

また、善光寺のバス旅は日帰りのものだけではなく、宿泊するバス旅もあります。信州には数多くの温泉があり、その善光寺参りと名湯を満喫できるツアーも人気です。また、善光寺と同様、パワースポットとして人気の戸隠神社へ行くツアーなどもあります。

時間に余裕がある方はぜひ、宿泊してゆっくりと信州を満喫するとよいでしょう。鉄道で行って、離れた観光スポットを自分たちで回るのはなかなか大変ですが、バス旅であれば、効率よく周ってくれるのがうれしいところです。

新幹線と比較するとどのくらいお得なの?

東京から長野まで新幹線で行くとなると、自由席でも片道7810円、指定席では8340円もかかります。しかも旅費だけでそれだけかかってしまうので、それに加えて昼食代やお土産代などをいれると日帰りなのに、2万円以上かかってしまう場合も。

それが、高速バスであれば、バスの種類や利用時期により、価格に幅があるものの、片道2000円台から5000円台で旅費がおさまってしまいます。

また、旅行会社の日帰りの善光寺へ行くツアーのバス旅に都内から参加すれば、1万円台で行けるものもあります。しかも、昼食が付いていたり、他のスポットもまわってくれたり、おみやげが付いていたりなど、うれしい特典もたくさんあります。

善光寺参りにバス旅で出かけるのはおすすめです。善光寺へのバス旅も旅行会社によって内容が異なるのでいろいろ比較して検討するとよいでしょう。